知らないと損！中古車購入時に必ず確認したい「保証」の中身と重要性

2025.11.01

お気に入りのデザイン、手頃な価格。中古車選びは楽しみが多い一方で、「買ってすぐに故障したらどうしよう…」「前のオーナーはどんな乗り方をしていたんだろう？」といった、目に見えない部分への不安がつきものです。

そんな購入後の不安を解消し、安心してカーライフをスタートさせるために絶対に欠かせないのが**「保証制度」**の確認です。

中古車は新車と違い、一台一台の状態が異なります。どんなに点検された車でも、機械である以上、予期せぬトラブルが起こる可能性はゼロではありません。

「保証なんて、どれも同じでしょう？」
「価格が安いから、保証はなくてもいいかな」

もし、そう考えているなら少し待ってください。保証の確認を怠ったばかりに、購入後すぐに数万円、ときには数十万円にもなる高額な修理費用が自己負担になってしまう…そんなケースは決して少なくないのです。

今回は、中古車購入で失敗しないために、購入後のトラブルからあなたを守る「保証」の重要性と、契約前に必ずチェックすべきポイントをプロの目線で分かりやすく解説します。

中古車は、前のオーナーによって使われてきた車です。エンジンやトランスミッション、エアコンといった主要な部品は、新車時と比べて確実に消耗しています。そのため、購入直後に思いがけない不具合が発生するリスクは、新車よりも高いと言わざるを得ません。

そんな「万が一」の時に、修理費用をカバーしてくれるのが保証です。充実したアフターサービスとしての保証が付いていることは、**「販売店がその車の品質に自信を持っている証」**とも言えるでしょう。

中古車の保証は、主に以下の3つのタイプに分けられます。お店によって提供する保証が異なるため、違いを理解しておきましょう。

ディーラー系の保証
メーカー系列の販売店が提供する保証です。メーカー基準の厳しい点検をクリアした認定中古車に付帯することが多く、保証範囲が広く、期間も長い傾向にあります。全国の系列ディーラーで修理対応が可能なため、遠方へのお出かけや転勤時も安心感が高いのが特徴です。
販売店の独自保証
当店のような中古車販売店が独自に設定している保証です。保証の内容は店舗によって様々で、「エンジンやミッションなど走行に必須な部分のみ」を対象とするものから、ディーラー系保証に近い手厚いものまで多岐にわたります。
「保証なし」の現状渡し
車両を文字通り「現状のまま」で引き渡す販売方法です。保証が付かない分、車両価格は安く設定されていますが、購入後にどんな不具合が起きても修理費用はすべて自己負担となります。車の知識が豊富な方や、自分で修理できる方以外は、慎重に検討すべき選択肢です。

保証付きの車を選ぶ際、ただ「保証あり」という言葉だけで安心してしまうのは危険です。本当に意味のある保証かどうかを見極めるために、以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。

最も重要なのが**「どの部品の修理までが保証対象なのか」**という点です。

「保証付きだと思っていたのに、故障したエアコンの修理は対象外だった…」といった事態を避けるため、保証書や契約書で対象部品の詳細をしっかりと確認しましょう。

保証が適用される期間と走行距離も必ず確認が必要です。

「購入後3ヶ月または走行距離3,000kmまで」

のように、期間と距離の両方が定められている場合がほとんどです。この場合、どちらか一方でも先に上限に達した時点で保証は終了してしまいます。ご自身の車の利用頻度（通勤で毎日長距離を走る、週末の買い物にしか使わないなど）を考慮して、十分な保証期間があるかを確認しましょう。

万が一、保証を使って修理をする際の条件も確認しておきましょう。

これらの条件によって、いざという時の利便性や負担額が大きく変わってきます。

中古車選びでは、価格や車種、車の状態に目が行きがちですが、購入後のカーライフを本当に豊かにするためには、充実した保証という「安心」を一緒に購入する視点が不可欠です。

この3つのポイントを契約前にしっかりと確認し、内容に納得した上で購入を決めることが、失敗しない中古車選びの最後の鍵となります。

T’s Fieldでは、お客様に心からご満足いただけるよう、分かりやすく、充実した保証プランをご用意しております。保証内容について、少しでもご不明な点がございましたら、どんな些細なことでもお気軽にスタッフまでお尋ねください。

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